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    ヴィラ・アイーダ(Villa AiDA)(岩出市/和歌山県)~地方レストランの凄さがわかる自家菜園の野菜で作る贅沢なイタリアン

    東京には美味しいレストランがたくさんあるのに、地方のレストランに行きたいと思う圧倒的な理由は野菜です。そのことに最初に気づかせてくれたレストランが、和歌山県の岩出にあります。ヴィラ・アイーダは、お世辞にもアクセスがいいとは言えない場所ですが、行く価値は十分にありました。
    イタリアの3つ星レストラン「ドンアルフォンソ1890」などで修行されたご主人が1998年にオープンしたレストランで、レストランのすぐ近くにある自家菜園で採れた野菜を料理に使用しています。地産地消やスローフードという言葉がすでにあったかは覚えていないけれど、新しい体験ができるかもという期待を持って伺った2007年は、ヴィラ・アイーダに1日1組限定で宿泊が出来る宿泊棟がオープンした、また初のアジア圏、ミシュラン東京が出版されたことで話題になった年です。

    帰る心配をせずにイタリアの田舎に居るようなのんびりとした時間、小林シェフが料理を、マダムがソムリエとサービス、また朝食の担当をしていました。
    夕食のコースは、自家菜園で採れた野菜のバーニャカウダ、里芋と魚の前菜、レンズ豆のスープパスタ、小松菜のショートパスタ、平麺パスタのミートソース、白身魚と唐辛子、鴨肉と白カブのグリル、葡萄のスープグリルいちじく、マスカルポーネアイス。野菜がメインとも言える料理の美味しさに感動したこと、食べてすぐ部屋で寝てしまったこと、朝食の時の部屋の光と焼きたてのパンが美味しかったことが忘れられません。
    地方のレストランは巡る価値があると思うきっかけになったのは間違いなく、いつかミシュランジャパンが出来たならばと未来が見えるような経験になりました。

    住居部分の一部を開放した部屋は、アンティークの家具や照明などが使われていてシンプルだけどこだわりのある部屋でした。
    あれから10年以上の時が経ち、とある雑誌でヴィラ・アイーダ20周年のお祝いの記事が掲載されているのを見つけました。お会いした時よりも存在感を増した小林シェフと変わらず綺麗なマダムを見ていて、2人3脚での20年だっただろうと思いました。
    今は残念ながらもうオーベルジュはされていなくて、1日1組限定のレストランになっているそうです。
    また日本は当時の私が想像したよりずっとすごくて、ミシュランジャパンではなくて京都、大阪を始め各県のミシュランが続々と発刊されています。いずれ和歌山県で出版されることになったならば間違いなく星を取るお店だと確信しています。

    レストラン名ヴィラ・アイーダ(Villa AiDA)
    ジャンルイタリアン(イタリア料理)
    住所和歌山県岩出市川尻1-5
    TEL0736-63-2227
    予算18,000円(サ込み 税別)
    座席10席
    個室1日1組
    予約の可否3日前までに予約

     

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