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現在物凄い勢いでホテルの建設が進められているニセコ。外国人観光客向きの施設も増え、完全に日本屈指のスキーリゾートとして地位を確立しています。
そんな中で今回私が泊まったのは「パークハイアット ニセコ HANAZONO」。世界有数の高級ホテルチェーンが一体ニセコにどのようなホテルを造ったのか、実際に宿泊して調査して参りました!
海外旅行気分のラグジュアリーリゾート
2020年1月にオープンしたばかりの「パークハイアット ニセコ」。羊蹄山の美しい風景を臨める5階建てのホテルと9階建てのレジデンスが併設されているほか、すぐ近くにはスキー場もあります。ホテルエリアにはスパや大浴場があるので、スキーで冷えた身体をじんわりと温められるのもこのホテルの良いところでしょう。
ホテルエリアの玄関に車を停めると、「ようこそいらっしゃいました!」と元気な声。流暢な日本語で出迎えてくれたのは外国人スタッフです。最近では地方の宿でも外国人の姿を見る機会が増えましたが、ここパークハイアットに至ってはもはや日本人スタッフのほうが少ないのでは?というほど、外国人の姿で溢れています。
それもそのはず。コロナが流行る前までニセコに訪れる観光客の95%以上が外国人!もはやニセコは外国人向きリゾートと言っても過言ではありません。
ホテル開設当初は日本語がおぼつかないスタッフさんも多かったそうですが、今は比較的通じるようになり、意思疎通も問題ありません。
いきなりのアップグレードで大喜び!!
「パークハイアット ニセコ」は私の大好きなホテルになりましたが、その最大の要因はチェックイン時に起きた出来事でした。なんとフロントスタッフの方が無料でお部屋をグレードアップしてくれると言うのです。
元々「パークスイート デラックスキング温泉付」という1室98㎡のお部屋で予約していたのが、なんと「2ベッドルーム レジデンススイート」という1室140㎡のお部屋にグレードアップ!実際に部屋を見るまではアップグレードと言われても「へ~そうなんだ」と言う感じでしたが、部屋に足を踏み入れてびっくり!ツインとダブルのベッドルームの他にシャワーが2つ、バスルームが1つ、大きな半露天の温泉風呂、そしてキッチンや洗濯機まであるという充実ぶりです。トイレに至っては3つもついており、3人家族なので1人1個専用のトイレがあるような感覚になり面白かったです(笑)また、広々としたダイニングスペースが家族団らんの場としてぴったりで、フロントスタッフさんに感謝しました。
また半露天のお風呂は沸かすのに少々時間を要しますが、1人で入るには十分すぎるほど大きく、羊蹄山viewというロケーションも素晴らしい。ただ、私が訪れた8月はまだ向かいの建物が工事中だったので、そこだけがちょっと残念な点でした。どうやら向かいにニッコーなどのホテルが建設予定のようで、今後数年間で何軒ものホテルが完成し、1,000室以上のキャパが増えるのだとか。ニセコ人気、凄いです。
パークハイアット ニセコのいいところ
日本のホテルはスモールラグジュアリーをコンセプトにしていることが多いですが、その中で約180室という規模を誇る大型ホテルは珍しいでしょう。館内は日本の伝統建築から発想を得たナチュラルな木や石を多用。温もりが感じられる空間になっています。しかもお部屋は最低でも65㎡あり、スイート以上のカテゴリーには半露天の温泉まで付いている…まさに最高峰のラグジュアリーリゾートという言葉がふさわしい。まるで海外の極上ホテルに泊まっているかのような気分が味わえるのです。
それでいてホテルに大浴場があるというのが非常に日本的で、このホテルを語る上で外せないポイントでしょう。更に館内にはフィットネスセンターやスパ、ワインセラーにカラオケなどなど設備が充実していて、長期滞在していても飽きることは無いでしょう。
レストランが多彩
お部屋や館内施設が充実していることは上で述べてきた通りですが、個人的に素晴らしいと感じたのがレストランの多彩さにあります。
グルメ好きなら知らない人はいない、札幌にあるミシュラン3ツ星フレンチ「モリエール」の系列レストラン「モリエール・モンターニュ」や、金沢の人気寿司店「鮨 みつ川」がホテルの敷地内にあり、いつでも名店の味を楽しめます。
また他にも鉄板焼きのお店「Teppan」や中華の「China Kitchen」、そしてなんと炉端焼きが味わえるレストランまであって大充実のラインナップです。
今はコロナ禍とあって一時的に休業中のお店もありますが、私は滞在中「モリエール・モンターニュ」さんにお邪魔して素敵なひと時を過ごすことが出来ました。
大自然の中にあるがゆえに周りになかなかレストランが無いのですが、ホテル内にこれだけのレストランがあれば全てこの施設内で完結出来るので、素晴らしいと思いました。
データ
宿名 | パークハイアット ニセコ HANAZONO |
住所 | 北海道虻田郡倶知安町岩尾別328−1 |
電話番号 | 0136-27-1234 |
予算 | 2名1室利用時、1人当たり1泊¥22,500~ |
お風呂 | 大浴場有り |
露天風呂付き客室 | スイート以上は半露天温泉付き |
宿HP | https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/park-hyatt-niseko-hanazono/ctsph |
まとめ
今回私は夏に訪れましたが、ハイシーズンの冬になるとニセコは辺り一面美しい銀世界に包まれます。スキーとゲレンデが直結していてスキーinスキーoutが出来るのも非常に便利で、次また泊まる機会があるなら今度はこの場所でウィンタースポーツを思いっきり楽しみたいものです。(2021年8月訪問)