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    桜の里(親子丼/仙北市角館町/秋田県)~元祖比内地鶏の親子丼!!

    桜の里
    いざ究極の親子丼を味わいに!

    いざ究極の親子丼を味わいに!

    1番人気の親子丼。食べ応え抜群です。

    1番人気の親子丼。食べ応え抜群です。

    秋田県角館町(かくのだてまち)にあるお食事処「桜の里」。実はここ、比内地鶏親子丼の元祖のお店であり、こだわり抜かれた素材と調理法で作られた究極の親子丼を食べることが出来るお店なのです。
    そもそも比内地鶏とは薩摩地鶏や名古屋コーチンと並ぶ日本三大美味鶏の一つ。秋田が誇る鶏として「きりたんぽ」と同様に全国的にも広く知られています。東京でも比内地鶏が食べられると謳っているお店は多いですが、私もついつい「比内地鶏」という言葉を見るとオーダーしてしまうほどその味の虜になっています。比内地鶏の特徴は、適度な歯ごたえと細やかな脂、そしてコクや香りの強さにあります。三大美味鶏の中でも特に味が優れているとされ、鍋に入れても良し、シンプルに焼くも良しの鶏肉です。

    ビールとよく合う甘辛い比内地鶏のから揚げ

    ビールとよく合う甘辛い比内地鶏のから揚げ

    さすが元祖のお店と言うだけあって、昼時には満席に。今回町をぶらぶらと歩いていたところで見つけて飛び込みで入ったのですが、予想以上の美味しさでした。観光地の食堂だからと期待していなかっただけに嬉しい誤算です。
    お店の1番人気のメニューはやはり「究極の比内地鶏親子丼」。1,650円と親子丼としては少々お高めですが、比内地鶏の卵を3つも使用した贅沢な一品です。このお店では鶏肉の旨味を最大限に引き出すために、備長炭で炭火焼きしているそう。しっかりと嚙み応えのある鶏肉は旨味が強く美味。炙ってあることで味に深みも感じます。親子丼のたれも全くその風味を邪魔しない優しいもので、丼全体にまとまりがあります。なにより鶏肉を包むとろりとした食感の卵が最高で、ご飯が進む進む!親子丼の他にもお吸い物やいぶりがっこ、デザートの柿などもついていて満足度の高いセットでした。

    えび天も追加で注文!

    えび天も追加で注文!

    また連れはきつねうどんと比内地鶏のから揚げを注文。実は親子丼だけでなく稲庭うどんでも有名なこちらのお店。300年の伝統がある「一子相伝」の佐藤養助の稲庭うどんの製法を受け継いでおり、お店で本格的な手打ちうどんをいただくことが出来るのです。滑らかな喉ごしが特徴の稲庭うどんは、にゅう麵のように細くコシがあります。こちらは大きなきつねが載って1,050円。やはりこちらもお高めです。トッピングでえび天を注文しましたがカリッと揚がっていて美味でした。
    「比内地鶏のなまはげから揚げ」は甘辛く味付けされたものが6ピースほど。やはり旨味が強くジューシーで、お酒飲みの人には堪らないおつまみになりそうです。
    「十兵衛」や「さくら小路」という名前の系列店が同じ角館町の中にあり、それぞれその店舗限定の料理もあるのだそう。観光の際にぶらっと立ち寄ってみるのにぴったりのお店です。(2021年10月訪問)

    レストラン名桜の里
    ジャンル親子丼、うどん
    住所秋田県仙北市角館町東勝楽丁9番
    TEL0187-54-2527
    予算¥1,000~
    座席40席
    個室無し
    予約の可否予約可
    お店HPhttps://www.sakuranosato.net/

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