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アドリア海の美食を楽しむ♡クロアチア料理の魅力
クロアチア料理は地方によって特色が異なります。イストゥラ半島やスラヴォニア地方であれば、オーストリアやハンガリーの影響を受けたシュニッツェル(クロアチアではチーズやハムが入っているのが特徴のカツレツ)やグヤーシュ(パプリカを使った煮込み料理)などもよく食べられる料理です。
でも、なんといってもダルマチア地方のシーフード料理がやはり注目したいところ!イタリアに近いことからイタリア料理の影響も大きいようですが、トマトベースやイカスミを使ったシーフードリゾットはアドリア海沿岸の定番メニューのひとつ。前菜としてよく出されるタコのサラダ、スカンピ(エビのグリル)、イカの唐揚げ、カジキのステーキなども欠かせないメニュー。季節によって旬の魚介類を楽しめるのもクロアチアの魅力です。
人気観光地のドブロヴニクであれば、港が目の前にあるレストランで爽やかな潮風を浴びながらテラス席で食事を楽しめるレストランもあります。また、ロープウェイで行けるスルジ山の山頂には展望レストランもあり、アドリア海とドブロヴニク旧市街を見渡すことができる最高のロケーションで美食を楽しめます。(予約必須!)旧市街の中には細い路地がいくつもあり、迷路のようになっていますが、素敵なレストランもたくさん!おしゃれな路地のテラス席で白ワインとともにシーフードを食べるのも素敵ですよ♪
日本で唯一のクロアチア料理店ドブロ
銀座線の京橋駅が最寄りですが、東京駅や銀座一丁目駅からでも徒歩圏内という好立地にあるレストラン。なんとこちらのお店は日本で唯一のクロアチア料理専門店!お店の入り口にはクロアチアの国旗が飾ってあり、クロアチア内陸部のレストランの造りをモチーフにしているという木造の店内も素敵!
1階と2階の席がありますが、2階はコース料理をいただく際に案内してもらえるようです。1階席のテーブルには、ザグレブでよく目にするハートモチーフのデザインが施されたテーブルクロスが敷かれており、クロアチアにいるような気分に浸れます♡
私は土日のランチタイムに訪れたため、コース料理のみの提供日だったので2階へ。ちょうど数日前にテレビで紹介されていたので混んでるかと思い、予約してから訪問。13時頃には2階席は満席でした!周りの席にはカップルや女性同士のゲストが多かったのですが、海外旅行に行った際の話や他の外国料理店はどこに行った、などの話し声も周りから聞こえてきました。海外に興味のある人がたくさん来ているお店なんだなと思うと、なんだかわくわくします。
土日のランチメニューは3種類。クロアチアセット2,000円、シュトゥルクリセット2,500円、スペシャルランチコース3,980円で、メイン料理はロールキャベツか魚介料理、もしくは牛肉料理から選べます。今回はシュトゥルクリが気になったので2,500円のコースで、メインは魚介料理をオーダーしてみることに。
まず前菜には、見た目も美しい野菜のテリーヌをいただきました。牛肉のパテとクロアチア産のオイルサーディンソースがいいアクセント。次に、気になっていたシュトゥルクリというクロアチア風のラザニアがでてきました。自家製の平パスタにフレッシュチーズが何層にも挟まれており、こってりとしたパプリカクリームソースとの相性が抜群!コースの中の1品だったので小さめでしたが、いくらでも食べられそうなくらい美味しかったです。笑
メインの魚介は季節やそのときの仕入れによっても違うようですが、今回はタラのピカタとシーフードリゾット。トマトベースのソースはさっぱりしていて、ふわっとしたタラの白身とのバランスが良かったです。魚介の風味たっぷりのリゾットもぺろりと食べてしまいました。
食後にはアイスクリームを添えたチョコレートケーキが付くのも嬉しい!でも、断面が気になりませんか?なんとも言えない模様・・・何かと思えば、なんと!マカロニが入っているそうです!クロアチアの伝統スイーツとのことで、マカロニのもっちり感とクルミの風味が香る面白い食感!これは他では食べられないと思うので、ぜひぜひ試してみてほしいです!
今回食べた料理の他にも、サルマと呼ばれるロールキャベツ(添えてあるポテトサラダを一緒に豪快に混ぜて食べるらしい!)や、パスティツァーダという牛頰肉の赤ワイン煮込み、クロアチアワイン・ビールなども楽しむことができる、さすがはクロアチア料理専門店!またリピートしたいお店です♪
(2020年12月訪問)
レストラン名 | ドブロ |
ジャンル | クロアチア料理 |
住所 | 東京都中央区京橋2丁目6−14 日立第6ビル |
TEL | 03-5250-2055 |
予算 | 平日ランチ1,200円~、休日ランチコース2,000円~、夜5,000円~ |
座席 | 60席 |
個室 | 無し |
予約の可否 | 予約可 |