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ベトナム料理は美味しい・ヘルシー・素晴らしい!!
…突然ですが、皆さん、ベトナム料理を食べたことはありますか?
ベトナム料理の魅力は、野菜がたっぷり使われていること・辛すぎないこと・油っぽい料理が少ないこと。さらに魚醤(ヌクマム)を使っているおかげで、随所に魚の出汁の奥行きが感じられ、日本人の舌とも相性抜群。ベトナム料理の魅力にズブズブとハマってしまう日本人が多いのも納得です。
もれなく私も、ベトナム料理にメロメロな日本人の一人です。
これまで私は学生時代にホーチミンへ、社会人になってからはハノイへ、計2回ベトナムを旅しました。ホーチミンの綺麗なレストランで食べた洗練されたコース料理、ハノイの路地裏の食堂で食べた麺料理、ハロン湾クルーズの船上シーフードランチ…どこで何を食べても、とにかく美味しい!ひらすら美味しい!ベトナムでの思い出を振り返ろうとすると、食べ物のことしか思い出せません(笑)。
本当なら今すぐにでも飛行機のチケットを買って、ベトナムに旅をして、本場の味を心ゆくまで堪能したい。そんな気持ちでいっぱいですが、残念ながら世界的にも新型コロナウイルス感染拡大の勢いは増す一方。海外旅行は当分おあずけです。それならば!!、と雑誌やSNSで見かけてはずっと気になっていた都内のベトナム料理レストラン「ヨヨナム」を訪れてみました。
【ヨヨナム】都内屈指のセンスをもつベトナム料理店
ベトナム料理レストラン「ヨヨナム」は、東京メトロ千代田線・代々木公園駅または小田急線・代々木八幡駅から徒歩3分。…のはずでしたが、なかなかお店が見つかりません。「ヨヨナムって幻なの?!本当に実在するの?!」と思い始めた、その瞬間、細い細い路地の先にぽつりと灯りをともすヨヨナムを見つけたのでした。都会の喧騒の一歩奥にひっそり佇む、その姿は紛れもなく隠れ家レストランです。
店内は大変お洒落です。“パリにありそうなベトナム料理店”が店主のイメージなのだとか。落ち着いた色味の家具がシックで、でも気取りすぎないナチュラルさもあって…、女子会やデートに重宝しそうです。
訪問したのは平日木曜日の18:00。この日はかなり空いていたのか、私を含めてお客は3組だけ。1組はテーブル席で、もう1組はテラス席、そして私はカウンター席に案内されました。たっぷり贅沢にソーシャルディスタンスをとった配席。このコロナ禍には大変有難いですね。
それでは早速「スタンダードコース 3300円(2名から)」を注文。季節のサラダ、生春巻き、揚げ春巻きとバインセオ(ベトナム風お好み焼き)、ごろんとした豚肉が贅沢な角煮、あさりのフォー(米麺)、が順番に運ばれてきます。なんとも充実の品数です。一品一品、量もかなりあります。
特にバインセオのボリュームは凄まじかったです。バインセオとはベトナム風のお好み焼きのことで、ベトナム南部の名物料理です。
「はい、バインセオでーす」と店員さんによって運ばれてきたのは、大皿いっぱいのサンチュ・ハーブ類(パクチーやミントなど)・パリッパリの米粉でできたクレープ。さらにその米粉クレープの中には豚肉とモヤシが潜んでいます。食べ方は、ワイルドに「手づかみ」一択。クレープとハーブをサンチュで包み込み、そのまま口の中へ…といった具合です。手づかみでモリモリ野菜を頬張っていると、なんだか無性に生きている実感が湧きますね。米粉クレープのほんのりやさしい甘味も癖になります。
バインセオ以外の料理も、基本的に素材の旨みを楽しむあっさりとした味付けです。コースを全て食べ終える頃には胃袋が破裂寸前というほど満腹になったものの、くどさや、しつこさは一切感じませんでした。ヘルシーという言葉がぴったりです。体がベトナム料理を欲している時、なんとなく野菜不足だなと感じる時、ちょっとお洒落なお店をチョイスしたい時、またぜひヨヨナムを再訪したいと思います。ああ、大満足!ご馳走様でした!(2021年1月訪問)
レストラン名 | ヨヨナム |
ジャンル | ベトナム料理 |
住所 | 東京都渋谷区代々木5-66-4 |
TEL | 03-6407-1545 |
予算 | 1000円~1500円/人(ランチ)、3000円~/人(ディナー) |
座席 | 40席(カウンター席、店内テーブル席、テラス席、2階の個室) |
個室 | あり ※別途個室料¥2000 |
予約の可否 | 予約可 |