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    イチリンハナレ(中華料理/鎌倉市/神奈川県) ~鎌倉ヌーベルシノワの一軒家レストラン

    イチリンハナレ
    東京ではなかなか見られない贅沢な一軒家のレストラン

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    中華の前菜をイメージしてたのでいい意味で裏切られた

    中華の前菜をイメージしてたのでいい意味で裏切られた

    後輩の誕生日が金曜日にあたったので、お休みをとってランチでお祝いをすることにしました。
    天気はあいにくの雨でしたが、久しぶりの鎌倉です。
    後輩の行きたいお店にしたくて、セレクトをお願いして、決定したお店が今回のイチリンハナレです。中華は横浜のイメージが強すぎて、鎌倉で中華って食べたことがありません。
    たまたまイチリンハナレに行くことを別の友人に伝えたら、偶然NHKのあさイチで齋藤宏文氏シェフがスペシャリテの餃子の作り方を紹介していたことを教えてくれました。コースでは餃子が一つだけ出るらしいのです。
    後輩の誕生日だったのでお願いしたいことがあって連絡先を調べてみたらイチリンハナレには日比谷店もあるみたい(店名はテクストゥーラ) で、お店の方に確認したら元々築地にある一凛が本店なのだそう、なるほど本店から離れているところにあるからハナレなんですね。

    餃子を一つだけ食べたのは人生で初めて、無限にいける

    餃子を一つだけ食べたのは人生で初めて、無限にいける

    お店は、鎌倉から15分ほど歩いた緑豊かな場所にあります。フランスの外交官だった方の民家を改装した一軒家のレストランです。目を引く外観や以前からあった庭や中庭をそのままに活かした素敵な空間です。
    お店が何店舗かあると必ず気になるのが、斎藤シェフはいつもはどのお店にいるのだろうということ。
    その日は、たまたま不在でしたがいつもは鎌倉にいるのだそうです。
    今回は8.000円のランチをいただきました。前菜は和の懐石料理のよう。北海道産馬糞雲丹と枝豆、鳥貝とじゅんさい。馬糞雲丹って何度も聞いたことがあるけれど、それと言われて食べたのは実は初めてで幸せなスタートです。でも和と思ったのはここまでで、後の料理は王道四川中華のオンパレードでした。中華は大勢で行かないと少ししか頼めないけれど、このお店の良いところは、1人ずつ少しずつ出されるところ。スペシャリテの丹波高坂地鶏のよだれ鷄とレバーは、パクチーの有無を選べます。細かく砕かれたナッツや胡麻も味の辛さを和らげます。そして厳選された材料で作られた生姜の香りがする具がみっちりと入った餃子をそのたれにつけて食べます。ほんとに一つの提供だったので半分はそのまま味わい、残りをたれにつけて味わいました。さらに山椒を練り込んだ麺も二口くらい。たれを余すところなく楽しめます。

    今までのイメージを覆してくれた爽やかなスペアリブ

    今までのイメージを覆してくれた爽やかなスペアリブ

    続いては、オイスターソースと醤油で味付けされたとろみがかった白湯スープに入った焼きフカヒレです。なんで今まで食べたフカヒレは焼いてなかったんだろうと思うくらい美味しかったです。後からそのスープの中に一口おじやとサマートリュフを入れ、最後まで楽しませてくれました。メインは魚がマナガツオの蒸し物で、肉はスペアリブ。実は八角があまり得意ではないので、メニューを見た時、変えてもらうか考えていたのですが、油淋鶏ソースは、爽やかな酸味のある味でした。さっぱりと食べられて感動、変更しなくて良かったと思いました。締めは坦々麺、たくさんの料理を一度に食べられて満足、こういうスタイルの中華が増えるといいな。デザートは茶菓子、お願いしていたプレートは有料でしたが、あまりに可愛くて頼んだ私の方が大満足。おかげさまで、今年の誕生日も無事にお祝い出来ました。(2021年7月訪問)

    レストラン名イチリンハナレ
    ジャンル中華料理
    住所神奈川県鎌倉市扇ヶ谷2-17-6
    TEL0467-84-7530
    予算平日ランチ 8,000円~ ディナ-と土日終日 15,000円~
    座席27席
    個室なし
    予約の可否

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