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店内はオシャレなインテリアが置かれ高級感があります
2020年1月にオープンしたばかりの「パークハイアット ニセコ HANAZONO」。羊蹄山を臨むニセコのラグジュアリーリゾートで、館内にはスパや大浴場をはじめ数々の設備が揃います。
今回ご紹介するのはそんな「パークハイアット ニセコ」のホテル棟にあるレストラン「ザ・ラウンジ」です。ここはランチ、アフタヌーンティー、ディナーのすべてが楽しめるオールデイダイニングです。広々とした店内には高級感のある家具が並び居心地も抜群。優雅な時間を過ごせます。
レイトチェックアウトの裏技?

パークハイアット ニセコの外観
実は元々ホテルのチェックアウトは12時と言われていたのですが、その後の予定の都合上どうしても出発は14時が望ましく、この空いてしまった2時間をどう過ごそうかと考えていたのです。仕方ないからロビーで時間を潰そうかと思っていたのですが、海外旅行のプロフェッショナルである連れが「こういう時は交渉するんだよ」とひと言。なんでも、海外ならダメもとで交渉してみると案外上手くいくケースが多いんだとか。

窓の外には羊蹄山の美しい風景が広がります
そう言うやいなや、早速フロントデスクに電話。「チェックアウトの日にザ・ラウンジで食事をしたいんですが、予約の時間まで部屋を使わせてもらえませんか?」と伝えたところ、なんとあっさりOK!しかも無料で2時間のレイトチェックアウトに応じてくださいました。
やっぱりこういう臨機応変な対応は日本の宿では難しいです。外資ホテルならではのサービスを見た気がしました。
幸いにもその時間帯「ザ・ラウンジ」を利用しているゲストは私たちだけで、プライベート感覚で楽しむことが出来たのも嬉しかったです。
外国に来たみたい!

北海道旅行ですっかりハマってしまったトマトジュース
そもそも「パークハイアット ニセコ」は外国人スタッフの割合が非常に高く、日本人の姿はほとんど見かけないほどなのですが、「ザ・ラウンジ」ではそれが特に顕著だったように思います。
フロントの外国人スタッフの方たちはまだ日本語で意思疎通が可能でしたが、このラウンジでは完全に英語!メニューはもちろんオーダーまで英語とは…本当にここは北海道なのだろうかと不思議な感覚に陥りました。

席の間隔も十分あって◎
ただ、それが悪いという訳ではなく、テーブルを担当してくださったフランス人のセバスチャンさんは非常にフレンドリー!接客もとても丁寧でまるで私たちのためだけの執事のようでした。英語とフランス語のちゃんぽんで会話をしていると、本当に海外旅行をしている気分です。
一方で料理の値段に関してもほとんど欧米の高級ホテルの価格でした。ハンバーガーが3,800円、クラムチャウダーが1,400円などお高めで、ボリュームも完全に欧米人向きです。
美味しい料理

クラムチャウダーは優しい味わいです
メニューは北海道の郷土料理をはじめ、西洋料理が中心。メニューのラインナップも豊富で悩んでしまいます!今回はせっかく海外気分になっているし、と洋食のメニューを注文。ハンバーガーとクラムチャウダー、ラザニアの計3品です。
ハンバーガーはバンズからはみ出すほど大きなベーコンと厚切りのトマト、そして分厚いハンバーグとチーズ、レタスなどが挟まれたもの。噛むと肉汁が溢れ出すお肉が最高で、手がベタベタになるのも気にならないほど夢中で食べてしまいました。

ボリューム満点のラザニア
一方クラムチャウダーは優しい味わいが絶妙で、食べ歩き続きで疲れた胃にも染み込むような美味しさです。
ラザニアは熱々の鉄鍋に載っていい香りを漂わせながら登場。程よく焦げたチーズがじゅうと音を立てていてなんとも食欲を煽ります。味も見た目通りの美味しさで、最後まで熱々で食べられたのが嬉しかったです。ボリュームも満点で、この1品だけで十分お腹が膨れてしまいました。
全般的にホテル内のオールデイダイニングとして、この店のレベルは高いと感じました。
データ

具材がいっぱいで食べ応え抜群!
店名 | The Lounge(ザ・ラウンジ) |
住所 | 北海道虻田郡倶知安町字岩尾別328-47 パークハイアットニセコ ロビー階 |
電話番号 | 0136-27-1234 |
予算 | ランチ¥3,000~ ディナー¥6,000~ |
席数 | 80席 |
個室 | 無し |
予約 | 予約可 |