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    一華(割烹・小料理/二条城前/京都)~〆の炊き立て釜飯にほっこり!

    店主の河岸氏。気さくな方で写真にも快く応じて下さいました!

    釜飯だけじゃなく、天ぷらの揚げ具合も絶妙。

    釜飯の名店「割烹・釜飯 竹きし」で13年の修業を積んだ河岸優生氏が、2015年新たにオープンしたのが今回ご紹介する「一華」という料理店。もちろん名物は河岸氏が長年向き合い得意とする釜飯で、10種類の中から好きな釜飯を選ぶことが出来るのが特徴です。
    「ゆっくりと食事を楽しんでほしい」という店主の思いで、繁華街の喧騒から離れた場所にあるこのお店。地下鉄・二条城前駅から徒歩3分ほど、暖簾がかかった京都らしい風情の料理店「一華」が見えてきます。カウンター7席のみと小さめの店内では、店主とアシスタントの2人でお店を回しており、どことなくアットホームな雰囲気を感じさせます。

    小芋とじゃこの釜飯。山椒がいっぱい乗って香り豊かな味です

    釜飯が名物と言っても、もちろんそれだけドーンと出されるわけでは無く、基本的には一汁三菜をベースにしたランチ構成。小鉢、お造り、天ぷらと出てきた後にメインであり名物の釜飯をいただきます。
    さすが名店で長年修業していただけあり、釜飯以外の食事も美味。祇園にあるお店とも遜色ありません。特に天ぷらはサクサクとした揚げたての食感が良く、いくらでも食べられそうなお味です。
    そして肝心の釜飯は定番の「五目」や「鶏とキノコ」をはじめ、「パエリア風」など変わり種もあって気分によって好きな具材を選べるのも嬉しいポイントです。悩ましい選択肢の中から私が選んだのは「サツマイモと帆立」。1人前用の小さな釜でそれぞれお米から炊いてくれる釜飯は絶品。出来立てほやほやでふっくらとしたご飯と、出汁の風味、サツマイモの甘い香りが口いっぱいに広がります。

    五目は目にも鮮やかな一品。どれもオススメです。

    人が好く、素朴な雰囲気のある店主らしい、懐かしさを感じる優しい味付けの釜飯は寒くなる秋冬にぴったり。出来ることなら他の種類も食べてみたかったのですが、さすがに量が多くて断念。もし複数人で訪れるなら敢えてみんな違うものを注文してそれぞれシェアしてみると楽しいかもしれません。
    (2020年11月訪問)

    レストラン名一華(イチハナ)
    ジャンル割烹・小料理
    住所京都府京都市中京区油小路通二条下ル二条油小路町264-1
    TEL075-754-8827
    予算ランチ¥2,000~ ディナー¥5,000~
    座席7席
    個室無し
    予約の可否予約可

     

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