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    ダイワロイネットホテル富山駅前(富山市/富山県)~「電車の町」富山を満喫できる

    ダイワロイネットホテル富山駅前
    セブンと居酒屋が併設

    セブンと居酒屋が併設

    モダンでオシャレなラウンジ

    モダンでオシャレなラウンジ

    今回私が旅先に選んだのは、北陸は富山。北陸の大都市と言うとなんとなく金沢のイメージが強く富山は地味なイメージがあります。しかし実際の人口を見てみると、金沢市が47万人なのに対して富山市は41万人とそこにほとんど差はありません。加えて富山は公共交通機関が発達しており、私鉄やライトレール、トラムが便利。大都市と言って差し支えないほどに暮らしやすい街になっています。
    では何故金沢の方が発展しているイメージなのかと言えば、恐らく江戸時代の「加賀百万石」のイメージが大きいでしょう。観光都市でもある金沢はホテルや旅館も多数存在するのに反して、富山にはあまり泊まりたいと思える宿が無いのが実情。そんなわけで今回は利便性を重視したホテルを旅の拠点として選んだのです。

    コーナーツインのお部屋。

    コーナーツインのお部屋。

    富山駅から徒歩5分。大通りに面した一等地にそびえるのが今回ご紹介する「ダイワロイネットホテル富山駅前」です。ビジネスホテルではあるものの2019年春にオープンしたばかりの建物は新しく、1階部分にはセブンイレブンが併設されているので、ちょっとした買い物がある時にも便利です。
    ビジネスマンの利用を想定してか部屋のタイプはツインのみ。エクストラベッドが入るようなスペースも無いため3人で泊まるなら2部屋予約するのが無難でしょう。しかしながら出来て間もないホテルと言うだけあって館内はどこも小綺麗。お風呂も洗い場がついている日本式のスタイルなのが嬉しく、パジャマやスリッパ、ヘアブラシ、歯ブラシなどのアメニティも充実しています。
    今回私が泊まったのは918号室のコーナーツイン。29㎡と普通の部屋よりは広い部屋ですが、入口から部屋までの通路がデッドスペースになっているため無駄があります。それでもベッド2つに加えて小さなテーブルとソファ、デスクまで設置されているので広さにこだわりが無ければ十分快適に過ごすことが出来るでしょう。角部屋ゆえに窓が2つあるので日中は電気が無くとも明るい光が差し込むのもメリットです。また1泊1人あたり8,800円という良心的な価格設定でありながら、大きめのテレビや冷蔵庫、湯沸かしポット、コインランドリーなどの設備も整っているのでコストパフォーマンスは悪くありません。

    この広さのホテルにしては大きなバスタブ

    この広さのホテルにしては大きなバスタブ

    最近はコロナで外出が心配という方も多いかと思いますが、そういう場合はお部屋でお寿司を取ることも可能です。実はホテル1階部分に入っている「炙庵とやま鮨」という居酒屋と提携しているようで、新鮮な旬魚を使ったお寿司をお部屋に居ながらいただくことが出来てしまうのです。残念ながら私が訪れた時は感染防止対策の一環で朝食サービスが停止していたのですが、本来ならこの「炙庵とやま鮨」でビュッフェスタイルの朝食をとれるようで、それもこのホテルが人気の理由の一つかもしれません。(2021年4月12日より再開)
    設備も良く過ごしやすい「ダイワロイネットホテル富山駅前」ですが、やはり一番のメリットは利便性の良さです。歩いて5分のところに富山駅があるだけでなく、ホテルのちょうど目の前がトラムの駅なのです!荷物が多い際にもこれなら安心です。また古い町並みが残る岩瀬へはライトレールが運行しています。正直今まで富山に対してあまり栄えている印象を持っていなかったのですが、今回実際に訪れてみて想像以上の過ごしやすさに驚かされました。ヨーロッパの中都市のようにトラムが縦横無尽に走る「電車の町」富山。鉄道好きでなくても楽しくなるコンパクトな街なのです。 (2021年3月訪問)

    旅館名ダイワロイネットホテル富山駅前
    住所富山県富山市桜町1-3-1
    TEL076-471-6422
    お風呂部屋のバスタブのみ
    予算2名1室利用の場合、1人当たり1泊¥6,180~
    露天風呂付客室無し

     

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