リストランテ・ラストリカート(イタリアン/神楽坂/東京)

優しくてまろやかな風味の冷製スープ。美味しい！

サラダ仕立てのカルパッチョ。前菜は全6種から選択可能！

多くのグルメレストランが軒を連ねる神楽坂。イタリア語で「石畳」の意味を持つ「ラストリカート」は、その名の通り石畳に面した風情ある土地に店を構えます。1階のオステリアと2階のリストランテに分かれ、それぞれコンセプトが異なるこのお店。カジュアルでライブ感溢れる1階に対し、2階はアンティーク調の落ち着いた雰囲気。
今回は2階のリストランテの方にランチでお邪魔しました。

シンプルだけど失敗のない美味しさ。キノコのパスタもオススメ！

3800円のランチコースはプリフィックス制。このお値段でちゃんとメインまで付いてくるのでボリューム満点です。アミューズの冷製スープの後、鮮魚のカルパッチョサラダ仕立てとスパゲッティポモドーロ、はかた地鶏のロースト、パンナコッタを選択。特に前菜のカルパッチョはトマトのクーリが良いアクセントになっていて、初夏を感じさせる爽やかな味わい。パスタは家族でそれぞれ違うものを頼んだら、「それぞれ人数分取り分けますか？」と言ってくれて、予め均等に取り分けしてサーブしてくれました。こういう小さい心遣いが有難い！フォーマル過ぎず店員さんも臨機応変に対応してくださるので、苦手食材が多い方や子供連れの方でも安心して来れるかも。

デザートはパンナコッタ。甘めなのでコーヒーによく合います。

元々イタリアンの名店アロマフレスカで働いていたというシェフ。アロマフレスカより格式は低くカジュアルでありながらも、選び抜かれた食材を繊細なイタリアンへと昇華させている今のスタイルは間違いなく名店で培った技があってのもの。「何を食べているか分かる料理」をモットーにしているシェフの料理は、食材に手を加えすぎず、素材の魅力を最大限まで生かした料理。そのシンプルな料理の中でシェフのこだわりを随所に感じることでしょう。