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    祇園 きだ(日本料理/祇園/京都)~「美味しい!」そして「楽しい!」祇園の人気店で本格京料理を満喫!

    食材をバーンと見せてくれるのもカウンター席ならでは!立派なカニです!

    旬の魚は刺身にして、たっぷりのネギと紅葉おろしで。

    祇園と言えば京都でも指折りのグルメの街。そんな祇園の路地を入った先にある「きだ」は、赤い提灯が下がった“いかにも”な風情の、非常に京都らしいお店です。
    カウンター8席と個室のみというこじんまりとしたお店を取り仕切るのは、この道のスペシャリストである木田氏。「祇園さゝ木」「富山 リバーリトリート雅樂倶内の楽味」「祇園 楽味」など人気店で長年活躍していた氏の料理は、カウンター越しで作られる洗練された即興料理。実は「きだ」に訪れた前の年、彼の出身店である「祇園 楽味」にも訪れているのですが、スタイルはそことそっくり。ユーモア溢れる料理人たちが客とコミュニケーションを取りながら、しかし淀みなく料理を作っていきます。
    手だけでなく口まで達者とは・・・カウンター席の醍醐味はこうした料理人との雑談だと思っているので、こうして面白おかしい話を肴にお酒を飲み、美味しい料理をいただくのはなんとも至福のひと時です。

    お食事はカニの風味が抜群の雑炊!お腹いっぱいでもスルッと入ってしまいます

    「きだ」の料理は食材にこだわった、古典的でありながら斬新さも兼ね備えた京料理です。特に食材の組み合わせには定評あり!イクラご飯にマスカットを合わせたり、牡蠣にトマトを合わせたり・・・一見トリッキーな組み合わせですが、これが意外と合うから不思議。また、即興料理といってもそのすべてがシンプルなものというわけではありません。事前に仕込みをしている食材もあるので、程よく手間がかかり凝っているのが嬉しいところ。そのどれもが私たち客の舌を唸らせる美味しさだから堪りません。

    写真では分かりにくいですが、絶対ひと口では入らないくらい大きい苺!

    私は食事の質は味だけでなく、店の雰囲気や接客などすべての要素で決まると思っています。どれだけ高級食材を使った美味しい食事も環境が悪ければ台無し。実際同じ祇園でそういうお店に行って残念に思った経験だってあります。
    ですが「きだ」はカウンターという、より客とのコミュニケーションが求められるスタイルでありながら、常に笑いの絶えない和やかな雰囲気で、接客も丁寧。やっぱり素敵な環境で食べる食事はより一層美味しく感じるんだなと、このお店で改めて実感させられたのでした。
    (2020年1月訪問)

    レストラン名祇園 きだ
    ジャンル日本料理
    住所京都府京都市東山区祇園町南側570-192
    TEL075-551-3923
    予算¥30,000~40,000
    座席14席
    個室有り
    予約の可否完全予約制

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