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    レストラン リューズ (フレンチ/六本木/東京)~最高の食材を繊細なフレンチに昇華

    お洒落でエレガントな店内。個室もあるのでプロポーズとかにも最適

    ブータン産の松茸は予想以上に香りがよく美味しかった

    ペンギン10号の友人が先日紹介した新潟県松之山温泉の「酒の宿玉城屋」。お酒とフレンチのペアリングを楽しめるという珍しい宿ですが、こちらの栗山シェフがかつて修業されていたのが今回ご紹介する六本木のレストラン・リューズです。
    オーナーシェフ飯塚隆太氏のRYUTA IIZUKA の氏名から取ったという店名RYUZU。フランスのミシュラン店で修業後、「ラトリエ・ドゥ・ジョエルロブション」のシェフとなり、その後2011年に独立してリューズをオープン。今やミシュランの2つ星を持ち、ゴーエミヨでも4ツトック17点という稀に見る高得点です。海外ゲストの間でも「フランスよりも美味しいフランス料理が食べられる店」として高い評価を受けています。玉城屋の方も最近、新潟版ミシュランで早速1つ星を獲得されたので、師匠とお弟子さんが揃っての快挙と言えるでしょう。

    ホロホロ鳥の料理にブータン産の松茸を添えて

    リューズの店内はシックでスタイリッシュ。飾り皿はベネチアングラスで、バター入れと共にうっとりする美しさ。お話上手なスタッフの説明を受けて、楽しいディナータイムが始まりました。聞くごとにシェフの食材へのこだわりがわかります。やはり新潟の十日町出身のシェフはスタッフと共に新潟へ稲刈に行ったり、田舎の生産者とも深く繋がって良い食材を手に入れて、それを最高の料理に昇華させるべく探求を続けておられます。生産者の思いを見事に花開かせておられます。

    シェフ飯塚氏とペンギン10号の友人と

    細部にこだわった繊細な料理法で生まれたお料理の数々には驚きが満ちています。とりわけ私が気に入ったのは、水ダコのボイルしたものに赤パプリカのムースを添えた1品。載せられていたのは何やら白い泡状のクリームです。白いクリームと言ってもなぜかトマトの爽やかな味がします。聞くと、トマトを何度も濾して粉状にすると白くなるのだそうです。香りだけはしっかり残ります。下に敷かれている赤いトマトのソースはもっとしっかりしたトマトの味。パプリカのムースと赤穂紫蘇の香りがとっても合う逸品でした。日本人ならではのフレンチを提供し続け、どんどん進化している飯塚シェフのお料理は見逃せません。
    一緒に行ったペンギン10号さんも、玉城屋に続き師匠のお料理も味わえて大満足だったようで何よりでした。
    (2020年9月訪問)

    レストラン名レストラン リューズ
    ジャンルフレンチ(フランス料理)
    住所東京都港区六本木4-2-35 アーバンスタイル六本木B1F
    TEL03-5770-4236
    予算ランチ 5900円~ ディナー9000円~
    座席35席
    個室あり
    予約の可否予約可

     

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