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    ランベリー(フレンチ/広尾/東京)〜まるで海の中へダイビング!

    小さな盆栽が可愛らしい。オリーブオイルに至るまで国産を追求!

    銛フォークでぐさり!香ばしい衣とタコの旨味が空きっ腹に沁みます。

    都内きっての美食の激戦区、広尾。そんな美食の最前線で腕を振るい続け、11年連続ミシュランの星を保持している「ランベリー」というフレンチレストランがあります。
    お店のコンセプトは「Grace of Japan/日本の恵み」。それは料理だけにとどまることはありません。シェフ岸本直人氏がこだわるのはまさに空間そのもの。料理の創作性を引き出す有田焼の食器、伝統の技が光る新潟燕三条のカトラリー、朝日をイメージしたダイニングの絨毯、テーブルを飾る小さな盆栽・・・そのすべてから「日本の恵み」を感じさせるのです。

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    ドライアイスの煙がもくもく。見ても楽しく食べても美味とは…最高!!

    そんな「ランベリー」のコースはデザート2皿を含めた8品。シェフ自ら日本各国を巡り厳選した食材は、岸本氏の技術により更に旨味を引き出され絶品フレンチへと姿を変えます。
    まず一品目のアミューズは、岩に見立てたタコのフリット。海中でタコを発見して仕留めるイメージだというこのお皿。料理が運ばれてくる前からずっと気になっていた、やたらスリムなフォークでいただくのですが、これもなんと銛がモチーフになっているのだとか。「逃げないように銛で仕留めてください」とユーモラスな店員さん。世界観と遊び心が楽しすぎます!

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    メインは道産の仔牛を里芋のピューレと。グレイビーソースとの相性も◎

    料理の味はもちろんのこと、食材の組み合わせや料理の登場の仕方さえもユニークな「ランベリー」の料理。特に私が気に入ったのがこのお店のスペシャリテである牡蠣の一品です。レアの食感を残すようほんの少しだけ火入れされた牡蠣に、特製のクリームソースと爽やかなミネラルのジュレをかけていただく料理なのですが、まずその演出からユニーク!大きな箱のような器には貝や小石が敷き詰められ、下からは潮の流れをイメージしたドライアイスの煙がもくもくと溢れ出します。まるで獲れたての生牡蠣をそのままいただいているよう!しかも味も演出に負けないくらい絶品です!生牡蠣特有の臭みは一切なく、風味を際立たせるようなジュレとクリームが最高に牡蠣とマッチします。
    今回初めて同年代の友人とこういうオシャレなお店にお邪魔したのですが、写真映えするインパクトのある料理と親切なスタッフさん、そしてなによりその美味しさに2人して感動しました。是非大切な日の食事に「ランベリー」を選んでみてはどうでしょうか。(2020年11月訪問)

    レストラン名L’Embellir(ランベリー)
    ジャンルフランス料理/フレンチ
    住所東京都港区西麻布3-13-10 パークサイドセピア 2F
    TEL050-5596-6990
    予算ランチ¥10,000~15,000  ディナー¥20,000~30,000
    座席20席
    個室有り
    予約の可否予約可

     

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