【ボスボラスサハン】市ヶ谷で本格トルコ料理レストラン

都内で味わえる本格トルコ料理店「ボスボラスサハン」

世界三大料理のひとつ、魅惑のトルコ・ガストロノミー！

アヤソフィアを見ながら優雅にティータイム･･･♪

世界三大料理は中華料理、フランス料理、そしてトルコ料理なのです！トルコ料理は、かつて遊牧民として中央アジアで暮らしていた民族の伝統料理に、地中海やバルカン半島の料理が加わって独特な発展を遂げたそうです。遊牧民生活を支えたのはキャンプの火で肉をあぶったケバブだったとか。また、トルコは農業の発展も素晴らしく、食糧自給率は100%！美味しいお野菜に加えて、トルコを囲む黒海やエーゲ海地中海のシーフードが豊富であることも、トルコ料理のクオリティを上げる要素になっています。

ローカルフードのサバサンド！手軽で美味しくて大好き★

トルコ料理と言ってもなかなかイメージが湧きませんよね。特徴としては、クミンやコリアンダーなどのスパイスを効かせつつ、素材の味を活かすのがトルコ流！オスマン帝国時代は、美食で健康を損なう権力者が多かったため、美味しくてヘルシーなレシピを生み出していたそうです。文化が交差するトルコならではの歴史と、シェフの努力が世界3大料理へとつながったのですね。
また、ヨーグルトの発祥はトルコだということもご存知でしたか？8世紀に遊牧民生活を送っていたトルコ民族が作ったと言われています。トルコのローカルフードにはヨーグルトが使われたメニューが出てくることも多く、煮込み料理に添えて食べたりもします！
伝統的なトルコ料理とは少し離れますが、トルコのB 級グルメとして有名なのがサバサンド！レモン汁をたっぷりかけて、ボスポラス海峡沿いのテラス席でガブっと一口。あーー、これが美味しいんですよねーー･･･早く現地で食べられる日が戻って欲しいですね。

トルコ料理が気軽に楽しめるボスボラスサハン(市ヶ谷)

トルコの民芸品や美しいタイルが可愛らしい♪

そんなトルコを懐かしみながら訪れたのが、市ヶ谷駅の近くにあるトルコ料理店「ボスボラスサハン」。日本国内のトルコ料理店の開祖的存在のお店なんだとか！週末のランチタイムにお邪魔してきました。ランチセットは1100円～2200円までの5種類があり、フムスをメインにしたヘルシーなセットから、定番のケバブを楽しめるセットまで様々です。ランチタイムのドリンクはディナータイムよりもお得になっているので、トルコビールの「エフェス」やトルコワインも気軽にオーダーできます。

私は「イスケンデルセット」を注文しました。イスケンデル・ケバブはトルコのブルサという町のローカルフードで、ビーフやチキンなどの肉に香辛料を効かせたトマトソース、仕上げにヨーグルトを添えた料理です。ちなみに、ランチセットにはどれもサラダとスープ、ピタパン、デザート、チャイがセットになっているのも嬉しい！アツアツの出来立てのケバブを持ってきてくれるので、火傷に気を付けて一口。トマトの味が濃く、こってりしたソースと、よく煮込まれた肉が柔らかくてとっても美味しい！そこに、ヨーグルトの酸味が丁度よく馴染んでソースの味を引き立てます。次に、ピタパンに挟んで食べてみました。ピタパンだけでもふかふか、モチモチの生地でとても美味しいのですが、ケバブを挟むとパンにソースが染み込んでとっても良く合います！

定番のケバブはピタパンに挟んでも美味しい！

一緒に行った夫はビーフの「ドネルセット」を注文しました。ジューシーなビーフケバブとスライスオニオン、バターライスのワンプレート。トマトソースがついてくるので、一緒にピタパンに挟んで食べるのもおすすめです。パンはおかわり自由なので、好きなだけ食べることができます！
ランチセットの後は、シナモンが香る牛乳プリンとチャイをゆっくり楽しみました。居心地が良く、チャイのおかわりもできるのでついつい長居してしまいます。

テイクアウトメニューも充実しているので、おうち時間をトルコ料理で楽しむのもいいかもしれません！ディナータイムのメニューにはトルコピザやマントゥ（餃子）、焼き菓子のバクラヴァなど様々なトルコ料理を試すことができるので、次回はディナーに行ってみたいと思います♪
（2021年3月訪問）