レストラン メドー (MeDeau) は八甲田ホテルの中にあるフレンチレストランです。大自然に包まれた日本最大級の洋風ログの木造建築のホテルとして人気の高いマウンテンリゾート。そんな美しい自然を愛でながらゆったり過ごすリゾートライフを彩ってくれるのがこのレストランの素晴らしい料理の数々なのです。
太いログ造りの温かなムードのインテリアの中に、シャープなイメージのシャンデリアが煌びやかにゴージャス感を醸し出しています。
エレガントなのに青森弁でおいしいを意味する「うめーどー」が由来らしいので笑いました。
青森、津軽の豊かな海の幸の素材の良さを生かしながら見事なフレンチに昇華している料理の数々は「八甲田キュイジーヌ」として称賛されるだけのことはあります。
大浴場の温泉で汗を流した後、のども乾いてお腹もペコペコでディナーのレストランへ向かいます。ディナーの予約は17時で設定されていました。大きな団体客を避けるための配慮で、時間を早めにずらしてくれたのです。ランチ抜きで来たのでちょうどよかったです。
サービスも丁寧で感じよく、正統派フレンチの高級店というイメージ通りのお店です。正統派で昔風のフレンチと言っても、ここへ食べにくる宿泊ゲストに中高年層が多いためか、ソースがクリーミー過ぎずさっぱり仕上げているのが食べやすくて好感が持てました。
メニューはオードブル3皿、スープ、魚料理、肉料理、デザートという7皿のコースです。
まず1皿目は陸奥湾産の帆立貝とビーツのサラダ。
次が西海岸深浦産サザエのブルギニオン。いずれも食材の新鮮さ、さっぱりと仕上げたソースで素材の旨味が生かされています。
スープは糖度が高く生でも食べられる岩木山の嶽きみ(とうもろこし)のクリームスープ。自然な甘味が抜群で優しいスープです。
外はカリッとして中は柔らかいスズキのポワレ、あおもり牛のフィレ肉のグリルはポルト酒のソースで食べやすい仕上がりです。いずれも丁寧に料理されていることが伝わってきます。ワインの他にも土地柄リンゴジュースも美味しいものでした。
デザートは洋梨のローストで、八甲田山の天然水「ブナの雫」の薫り高いドリップコーヒーと共に頂きました。
満腹でワインの酔いもあって、気持ちよくお部屋へ戻って寝ることができました。やっぱりホテルの中にレストランがあると、遠路帰ったりしなくていいのが便利で嬉しいものです。
(2021年10月訪問)
レストラン名レストラン メドー (MeDeau)
ジャンル | フレンチ(フランス料理) |
住所 | 青森県青森市大字荒川南荒川山1-1 八甲田ホテル |
TEL | 017-728-2000 |
予算 | 夕食、朝食代はホテルの宿泊代に含まれる |
予約の可否 | 予約が望ましい |