別府には古くからの華やかな別荘文化が残されています。それを象徴する存在の「国武別邸」を次世代に引き継ぐために造られた宿がこの「ガハマテラス」です。国武別邸の歴史ある建物とモダンな現代建築のハーモニーを大切にしているのがコンセプトです。
以前、グループホテルの「アマネリゾート晴海」に泊まってよかったので、今回は同グループのこのホテルを選択しました。
アマネリゾート晴海の隣の隣の建物がガハマテラスです。間に大きなショッピング施設「ニトリ」があります。よってアマネリゾート晴海へは直接行けず、一度外へ出なければなりません。送迎のカートのサービスがあります。
私が泊った部屋はA-3というカテゴリーの中のアンティークヴィラ。90㎡の広さで4ベッドなので3人で泊まるには十分でした。ゆったり居心地がよくて高級感もあります。
室内のお風呂はガラス窓を開けたら露天風呂のように開放感があり、3人位同時に入れそうな広さで、室内風呂としてはゆとりの広さです。
部屋自体は悪くないのですが、唯一の難点は私の部屋からは海が見えないこと。アマネリゾート晴海の方はオーシャンフロントの素晴らしいビューの部屋が印象的でした。こちらの方はせっかく海辺にあるのに、このロケーションを活かしきれていないというのが感想です。
ちなみにこちらで海が見える部屋はガハマタワーとシーサイドメゾネットというカテゴリーのみ。せめてアマネリゾート晴海のようにオーシャンフロントのラウンジでもあればいいのにと思います。
朝食はアマネリゾート晴海の中にあるビストロ「ヴァンヌーヴォ」にて和洋食のビュッフェです。建物の設計上、一度外に出て歩いて行かないといけないのが面倒くさいし、寒い日は外を歩くのは大変です。
ビュッフェといっても、感染対策のためご飯や汁物などは自分で取るのではなく、スタッフがよそってくれるというシステム。
大分名物の「りゅうきゅう」(新鮮な刺身をタレに漬け込んだもの)やざる豆腐冷や奴、大分鶏飯のライスコロッケ、椎茸カレー(椎茸の生産が日本一)など大分カラーのある料理がビュッフェで見つかり楽しかったです。他にも中華メニューの海老シュウマイやフグシュウマイなどもありました。ミカンの生絞りジュースも美味しかったです。
さまざまな工夫があってポイントが高いビュッフェだと感じました。
(2022年1月訪問)
旅館名 | アマネリゾートガハマ ガハマテラス |
住所 | 大分県別府市上人ケ浜町5−32 |
TEL | 0977-66-8833 |
お風呂 | 大浴場なし |
予算 | 2名1室利用の場合 1人28600円~(2食付き) |
露天風呂付客室 | 全室露天風呂付き |