唐津シーサイドホテル(唐津市/佐賀県)～虹の松原に隣接するリゾートホテル

西館のロビー

和洋室のお部屋

佐賀県唐津市のリゾートホテル「唐津シーサイドホテル」。目の前に紺碧の海が広がり、日本三大松原の一つ「虹の松原」に隣接した抜群のロケーションが魅力です。
実はここDHCが運営しているホテル。そのため館内にはDHCの直営ショップもあったり、お部屋やお風呂にもDHC製品が取り揃えられています。美容系の企業が運営しているだけあって館内にはスパやマッサージ、岩盤浴など女性に嬉しい施設が盛りだくさん。女子旅やファミリー、カップルでの利用で特に活躍するお宿です。

お部屋のお風呂からも海が見えます

実は西館と東館で分かれているこのホテル。予約時にはその違いがよく分からなかったのですが、西館のほうがカジュアルな雰囲気で、東館のほうは2019年にオープンしたばかりで、よりラグジュアリーな雰囲気が楽しめるようです。よくよく見てみたら価格帯も倍くらい違う上に、東館のほうが全体的に高級感があります。東館はエントランスからラグジュアリーな空気感があって、東館宿泊者専用の大浴場やスパ・サウナがある他、ルーフトップサーマルバス、海の見える鉄板焼きレストランなどなど設備も豊富です。また有料にはなるものの、エステやタイ式マッサージ、水中指圧、フィットネスなどのサービスも用意されているので、ホテルから1歩も出ずとも楽しく過ごすことが出来ます。

東館のオシャレなプール

今回私はリーズナブルなほうの西館に宿泊。507号室のスーペリア和洋室で、61～71㎡ほどある広々したお部屋です。東館と比べると設備はやや古さを感じますが、3人の利用で1人当たり1泊8,500円(食事なし)ほどとコスパも悪くないですし、特に問題点も見当たりませんでした。オーシャンビューなので部屋からの眺望は良く、部屋のお風呂で海を見ながら湯船に浸かることも出来ます。ただ、部屋にコーヒーメーカーがなく有料になってしまうのは改善した方が良いかもしれません。
とは言ってもそれ以外は概ね満足。西館にも大浴場や露天風呂があるので大きいお風呂でゆったり疲れを取りたい人にオススメです。美しい海を眺めながら入る天然温泉はなんとも贅沢なひと時です。

ラウンジ「キャッスル」で食べたケーキセット

レストランやラウンジは全部で6つ。日本料理や鉄板焼きレストラン、和洋中の充実のメニューが楽しめるバイキングレストランの他に、プールサイドでバーベキューをいただけるレストラン「ティキティキ」や、優雅に海を眺められるナイトラウンジなど。その日の気分によってそれぞれの楽しみ方が出来るのが嬉しいポイントです。私はラウンジ「キャッスル」にてケーキセットを美味しくいただきました。
また抜群のロケーションとそのキャパシティから、ここでウェディングを挙げるカップルも多いそう。白を基調とした会場からは空と海の大パノラマが！まるで海外のリゾートウェディングを思わせるような雰囲気が味わえます。
今回泊まってみて想像以上に西館と東館で違いが大きかったことに驚きました。西館でも十分ビューを楽しめてサービスも悪くありませんが、記念日などで訪れるのならやはり東館のほうが相応しいでしょう。(2022年1月訪問)

ホテルの外観