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    翠sui-諏訪湖(諏訪温泉/長野県)~諏訪湖ビューの混浴露天風呂とは?

    萃 諏訪湖
    スタンダードタイプの室内露天風呂からの眺め

    スタンダードタイプの室内露天風呂からの眺め

    諏訪湖の畔に建つ温泉宿「翠sui-諏訪湖」。全8室のお部屋はすべてがレイクビューで露天風呂付きという贅沢な宿です。
    宿のWEBサイトによると、「萃」には、集う・茂る・温泉という意味があり、神が集まるこの諏訪の地に、大切な方と共に集う露天湯宿でありたい・・・と書かれていました。たしかに諏訪湖と諏訪大社がある特別な場所として、日本のヘソとも呼ばれる信州・諏訪。こんな特別な場所にある宿だからこそ、諏訪湖を眺めながらゆっくりくつろぎ、特別のエネルギーをチャージできそうです。今回は実際に泊まって、お風呂を体験しお部屋や料理やサービスもチェックしてみました。

    諏訪湖ビューの混浴露天風呂とは?

    眺めがいいけれど向こうからも丸見え

    眺めがいいけれど向こうからも丸見え

    この宿の一番の売りといえば、屋上にある展望露天風呂です。諏訪湖を一望できる「綿雫」(わたしずく)と呼ばれる大きな露天風呂。プールのように大きくて長方形のお風呂は遮るものがなく、湖を目の前にゆったり温泉を満喫できます。
    ただし湖のお風呂は混浴です。そして湖を行き交う遊覧船や近くの建物からも丸見え状態!!えー??どうしよう??

    湯浴みが膨らんでなんだか重い!

    湯浴みが膨らんでなんだか重い!

    ・・・いえいえ心配は無用でした。このお風呂には湯浴みを着て入るので問題なかったのです。しかも湯浴みは、Tシャツと短パンのような肌の露出を極力少なくしたもので、女性でも安心です。ただし、布地の部分が水着などよりはるかに多いため、お風呂に入ると重くて違和感があり、あまりリラックスはできませんでした。湖の周りは開けているので、大自然のような辺境感もなく、絶景というほどでもないので、一度入ったら十分というのが率直な感想。天気が良ければ夜に星空の元入ってみるのはいいのかもしれません。あと桜の季節に満開の桜を眺めるのも素敵でしょう。

    翠(すい)の料理とサービスは?

    夕食の八寸は豪華

    夕食の八寸は豪華

    夕食も朝食も個室料亭にて。それも元客室だったところを1室使って用意してくれるので、他のゲストと会うことはありません。ただし個室料亭は湖と反対側なのでビューがなく、夜も朝も湖が見えなかったのは、せっかく湖畔の宿なのに食事の環境としてはよくないものでした。
    担当の仲居さんがバトラーのように常にお世話してくれて丁寧な対応でした。話は少しする程度で、これはマニュアルの範囲内の対応ですが、感じのいい女性でした。

    個室料亭に来てしゃぶしゃぶを作ってくれる

    個室料亭に来てしゃぶしゃぶを作ってくれる

    食事はオーソドックスな懐石で、とりわけ驚くほどのものはなかった印象です。椀物やしゃぶしゃぶは目の前で作ってくれて熱々なのはよかったです。一番美味しかったのは信州蕎麦で、オクラと納豆が入っている冷やし蕎麦は絶品。あとは土釜で炊いた焼きバター醤油のトウモロコシご飯。これもすごく美味しかったです。
    朝食もメニューがあるほどの凝りようですが、お粥かご飯かを選べず、お粥が自動的に出てきました。頼んだらご飯も出してくれたのですが、最初から選べるようにすべきです。先付けのおかず類はなぜか少し味が濃すぎで、野菜しゃぶしゃぶは鍋ごと出てきたのに冷めかけていたのは残念でした。

    翠(すい)の客室は?

    45㎡の桜草の部屋。すべての部屋が湖側

    45㎡の桜草の部屋。すべての部屋が湖側

    ワイドタイプという75㎡の細長い部屋と、スタンダードタイプという45㎡の部屋が各4室ずつ全8室からなっています。全室にレイクビューの露天風呂が付いているのがいいところで、お湯も上諏訪温泉の七ツ釜源泉のいいお湯です。ただし源泉かけ流しで湯温が60℃もあるので、部屋のお風呂のお湯は常に沸いていて熱く、いちいち水でうめなければ入れないのがやや面倒くさいと感じました。やはり理想は、いつでも適温で何度でもドボンと入れる部屋露天。それが私の理想とするお風呂です。

    シモンズの高級ベッドで大きさも十分で快適

    シモンズの高級ベッドで大きさも十分で快適

    私の泊まったスタンダードタイプの部屋は桜草という名の502号室。大型テレビ、エスプレッソマシーンと湯沸かしもあり、ミニバーのドリンクやプリンなどもすべてフリーでした。ベッドはシモンズの最高級クラスのものを利用していました。快適な眠りは大切ですから、いいベッドがあるのは嬉しいですね。
    壁面は特別な漆喰を利用していて、化学物質等を吸収し空気を清浄する効果があるそうで、床材は防カビ作用もある熟成音響木材という身体に優しいものを使用するなど、こだわりを感じます。

    宿データとまとめ

    靴を脱いで上がるロビーラウンジも寛げる

    靴を脱いで上がるロビーラウンジも寛げる

    宿名翠sui-諏訪湖
    住所長野県諏訪市湖岸通り2丁目5−27
    電話0266-58-3434
    室数8部屋
    開業42552
    風呂大浴場 露天風呂
    予算2名1室の場合1名あたり32000円~(2食付き)
    食事夕朝食は完全個室の和室料亭にて
    宿のWEBサイトhttps://www.sui-suwako.jp/
    高級感が漂うエントランス

    高級感が漂うエントランス

    まとめ
    インフィニティ露天風呂が名物的存在となり、話題作りがうまいと言える翠suiー諏訪湖です。そのお風呂も絶景とは言い難いかも。でも部屋数も少なめでお部屋に露天風呂もあって、個室料亭でのお食事とか、すべてにおいて密を避けられるという意味で、コロナ禍の理想の宿のひとつと言えるのではないでしょうか?サービス面でも丁寧で高級感もありました。ただし食事は驚くほどのものはなく通常レベル。桜の季節や花火が見られる夏の日なら眺めが素晴らしいのでかなり行く価値ありといえるでしょう。

    ちょっとだけ出た絶品の信州そば、また食べたい!

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