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イスラエル料理の思い出はネゲヴ砂漠でのアウトドアランチ
以前ファイブスタークラブの社員旅行でイスラエルを訪れました。世界三大宗教の聖地エルサレムにはイエスキリストの眠るとされる聖墳墓教会、古代イスラエル時代の神殿外壁の一部がユダヤ教の聖地となっている嘆きの壁、イスラム教第三の聖地岩のドームが隣り合わせで存在しています。近郊にはイエス誕生の地ベツレヘムがあり、信者でなくてもその厳かな雰囲気を一度感じてみたいと思うのではないでしょうか。
そのイスラエル旅行での思い出の食事といえばネゲヴ砂漠でのランチ。ネゲヴ砂漠はイスラエル南部にある荒野で、地殻変動と浸食により作られた巨大なクレーターは息を飲むほどの絶景です。そのクレーターの中を4WDで走り抜けるのですが、その荒野の途中でランチタイムがあり、4WDのガイドさん兼運転手の皆さんが用意してくれました。メニューは大きなピタパンにフムス、オリーブやピクルスと野菜、ツナなど数種類を包んで食べます。青空の元、敷物を敷いてピクニックランチは最高の思い出です。
近所に欲しいカジュアルなイスラエル料理店「タイーム」
そんなイスラエルの思い出を振り返りながら、かろうじて我が家から徒歩圏内の恵比寿にあるイスラエル料理のお店タイームへ。繁華街とは言えない住宅地の一角、つい見逃してしまいそうな場所にお店はありました。中に入ってみると厨房前のカウンター席と窓際のカウンター席のみの小さなバーの様な雰囲気。オープンして10年が経つというお店は壁にヘブライ語で何やら書かれていたり、カラフルなお皿が飾ってあったり、初めて訪れてもすぐに寛げる感じです。今回はランチタイムに行ったのでお得なイスラエル料理プレートを注文。メインに「ファラフェル」、「シュニッツェル」、「チキンシャワルマ」の3つをチョイスしました。
「ファラフェル」はひよこ豆を使ったコロッケみたいな料理で、とにかくヘルシー!きつくない香辛料がほんのり香り癖になる味。「シュニッツェル」は東ヨーロッパ系ユダヤ人伝統の料理でいわゆるチキンカツ、衣がサクサクです。また、「チキンシャワルマ」は香辛料でマリネされたチキンをローストしたもので、ピタパンに挟んで食べると美味!スパイシーが好きな人にはコリアンダーやパプリカの入ったチリペーストを付けるのもオススメです。そして、全てのプレートにオリーブオイルがかけられたフムスも盛られ、これがまさしくイスラエルの味!イスラエルのゴラン高原産のワインと共に美味しいイスラエル時間を過ごせました。お店のマスターはイスラエル出身の明るく気さくな方、いろいろ話かけてくれるのでとても居心地がいいのです。今回イスラエルのお茶も頂きました。次回はディナータイムにゆっくりいろいろなイスラエル料理を試してみたいです。
(2021年1月訪問)
レストラン名タイーム
ジャンル | イスラエル料理 |
住所 | 渋谷区恵比寿1-29-16 ベルハイムC |
TEL | 03-5424-2990 |
予算 | ランチ1,000円~、ディナー3,000円~ |
座席 | 11席(カウンターのみ) |
個室 | なし |
予約の可否 | ディナーは可 |