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    三余庵(十勝川温泉/北海道)~モール温泉の宿で雲丹を食べる幸せ

    三余庵
    「春の海」の露天風呂はモール温泉の源泉かけ流し

    「春の海」の露天風呂はモール温泉の源泉かけ流し

    以前この宿に泊まって以来、「北海道へ行くなら三余庵の雲丹が最高!」とまわりに言い続けてきた私。美しい形と色つや。口の中で蕩ける味わい。それほどここで食べた雲丹の美味しさにはインパクトがありました。今回、久しぶりに十勝川温泉を訪れることになって、迷わず三余庵への再訪を選んだのでした。それも「雲丹プラン」という食事つきのコースでした。雲丹が目的といっても、やはりお部屋も温泉もサービスも大切です。今回は8月下旬に訪れた三余庵の今をレポートしたいと思います。

    三余庵のモール温泉とは?

    大浴場のモール温泉風呂も赤茶色の湯

    大浴場のモール温泉風呂も赤茶色の湯

    モール温泉とは十勝川温泉独特の泉質で、モール泉と呼ばれているもの。植物性の有機物である亜炭を多く含むモール泉はお肌をツルツルにするアルカリ性の美人の湯です。全11室に付いている檜風呂か石風呂でもモール温泉の湯が楽しめます。
    大浴場の女湯に行ってみると、丸い形の内湯が2つと露天風呂が1つありました。どれもが赤ワインでも入ったような色の湯や茶色い薬湯のような湯で、たしかに入ってみるとすべすべになりました。翌朝は男女入れ替えで、今度は四角い気の風呂が内湯と露天風呂に各1つずつでした。

    もうひとつの大浴場は檜のお風呂

    もうひとつの大浴場は檜のお風呂

    この宿には同系列のカジュアルな大旅館「第一ホテル」が隣接していて、三余庵に滞在中に、そちらの大浴場に行くこともできます。渡り廊下をいくと第一ホテルの大浴場に着きました。規模が大きい旅館だけあって、大浴場も大きく、設備が多いのも楽しいところ。広大な庭園に面した庭園風呂で、露天風呂は広々としていて、一部に深湯(深さ120cmの立ち湯)もあります。浴室内の階段を上ると、上の階には檜のお風呂やジャグジーバスなどもあってバラエティ豊か。収容人数が多い分充実しているのです。

    メゾネットタイプの「春の海」はどんな部屋?

    メゾネットの2階の和室より露天風呂を望む

    メゾネットの2階の和室より露天風呂を望む

    今回は3人で「春の海」というメゾネットタイプの部屋に泊まりました。下にベッドルームとリビング、洗面所とトイレがあります。上の階には和室とリビング、シャワールームと広いベランダに石造りの露天風呂があります。どちらかというと上の方がゆったり広い感じです。冷蔵庫もテレビもすべて2つずつ揃っているので便利です。
    上の階のベランダはかなり広めで、デッキチェアを置いて石の露天風呂があってもまだ余裕のスペースです。お風呂はモール温泉の湯で、部屋でもいい湯が楽しめるのがいいところ。

    メゾネットの部屋の1階にはベッドルームも

    メゾネットの部屋の1階にはベッドルームも

    とりわけお湯を張り直したり冷ましたりの面倒がなく、常時源泉かけ流しの湯が沸いているのは私の泊まった部屋「春の海」と「桜の園」の2部屋だけだそうです。面倒くさがりの人にはお薦めです。
    部屋にエスプレッソマシーンはないものの、湯沸かしとコーヒー、紅茶などのセットは十分揃っています。冷蔵庫内のドリンク類はすべて無料です。ウェルカムデザートも用意してありました。
    部屋のビューは特になく、パーキングが見えるのみ。宿自体も隣のホテルと共有している公園のような庭があるものの、とりわけ大自然を満喫できる眺めはありません。ホテルの唯一の難点といえばそれでしょうか。

    待望の雲丹コースのディナー

    ひとつひとつ丁寧に作られた前菜

    ひとつひとつ丁寧に作られた前菜

    ディナーは部屋ごとにテーブル席だったり個室だったり。私たちには広い個室が用意されていました。雲丹懐石は先付、造り、お椀、食事の4回雲丹が登場しました。ここで出されるのは利尻の雲丹で品質が最高だそうです。中でも冷塩水に浸した、とりわけなにもしない新鮮な雲丹は甘さが際立ち最高の蕩けそうな味わいでした。幸せを感じるひと時。。。お椀には雲丹饅頭が入っていたし、ご飯の時もまた生雲丹がわさびや海苔と一緒に出され、雲丹コースの最後を飾ってくれました。やっぱり三余庵の雲丹は今も最高!

    十勝産黒毛和牛ひれ。柔らかい!

    十勝産黒毛和牛ひれ。柔らかい!

    雲丹だけでなく他の料理もどれもが丁寧に作られて美味しいものでした。かつてミシュラン1ツ星に輝いたこともあるそうで、ここの総料理長さんはかれこれ30年くらいずっと同じ方が担当されているそうです。
    デザートに出たマスカルポーネぜんざいには栗や白玉が入り、マスカットや巨峰の寒天寄せやメロンまで添えられ絶品のデザートでした。最後まで一流旅館の手抜きがない料理尽くしだったのです。(2021年8月訪問)

    宿のデータとまとめ

    ロビーラウンジも居心地がいい

    ロビーラウンジも居心地がいい

    宿のデータ

    宿名三余庵
    住所北海道河東郡音更町十勝川温泉南13
    電話0155-32-6211
    アクセスJR帯広駅からバスで約30分。とかち帯広空港から車で約40分
    室数11室
    風呂大浴場、露天風呂、全室に温泉風呂あり
    予算2名1室の場合 1人37000円~(2食付き)*雲丹プランは夏季のみ
    宿のWEBサイトhttps://www.sanyoan.com/

    宿の地図

    さあ、雲丹を召し上がれ!

    さあ、雲丹を召し上がれ!

    まとめ

    いかがでしたか?北海道には雲丹の産地があちこちにあるようですが、温泉旅館での食事でもこんなに美味しい雲丹が食べられるのです。またこの宿のサービスは素晴らしいものだったということもつけ加えておきます。
    雲丹好き、温泉好きの方はぜひ行ってみてください。

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