嵐山と言えば京都でも指折りの観光地。少々アクセスは悪いですがその景観の美しさから日々多くの人が足を運んできます。竹林の中には人力車しか通れないルートなんてものもあり、人が少ない場所で竹林をバックに記念撮影を撮るという贅沢な体験をすることだって可能なのです。以前から活気のある場所ではありましたが、最近は特に甘味処やレストランが増えて賑わいが増したように思います。
そして今回ご紹介したいのが雑誌やインスタで必ずと言っていいほど見かける「eX cafe(イクスカフェ) 京都嵐山本店」。名前から分かるように特段老舗店というわけでもないのですが、とあるメニューの存在でいま女性客を中心に人気を集めている甘味処です。
“嵐山駅の近くにある、大きな日本家屋の一軒家。瓦の屋根までついた仰々しい門をくぐり、店内に入ると既に行列が。さすが人気店、コロナ不況なんて無関係なのか…。
席につきチラッと他の席を見渡してみると、やはりと言うべきかほとんどの人が例の「あれ」を食べています。甘味処と言ってもパスタなどの軽食も取り扱っているイクスカフェ。他にも抹茶のロールケーキや和パフェなど魅力的な和スイーツが目白押しなのですが、今回の目的はあくまで「あれ」。せっかくなので友人と1つずつ注文しました。”
待つこと数分。私たちが注文した「あれ」、その名も「ほくほくおだんごセット」がやってきました。しかしただの団子と侮ることなかれ。ここの団子が他と違うのは、なんといっても自分たちで焼いて食べられるという点でしょう。ヨモギと白だんごの2種類を3本ずつ、計6本の団子と一緒に運ばれてくるのは小さな火鉢。パチパチと音がする火鉢の上で焦げ目がつくまで焼いて、熱々のままみたらしや小豆と一緒に食べる!これこそがここイクスカフェ流の団子の食べ方なのです。
焼きたての団子は名前の通りホクホクで、驚くほどもちもちとした食感。お団子自体にも優しい甘みを感じますが、みたらしと小豆をつけて食べると美味しさが倍増します。そしてなんと言っても自分のペースで焼いて、いつでも熱々の状態で食べられるのが嬉しいところ。冬の京都旅行でぴったりな、あったかスイーツを発見しました。
ただ、お団子6本は想像以上に量が多いのでおやつ感覚で1セット頼むとかなりキツイかもしれません。2人で1セットにするか、空腹の時に行くのがオススメです。(2020年12月訪問)
レストラン名 | eX cafe 京都嵐山本店 |
ジャンル | 甘味処 |
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町35-3 |
TEL | 075-882-6366 |
予算 | ¥1,000~ |
座席 | 67席 |
個室 | 有り |
予約の可否 | 予約不可 |